室温管理医薬品の厳密な温度管理配送を実現する「トラクール」車両開発のお知らせ

東邦ホールディングス株式会社(本社:東京都、代表取締役 社長執行役員CEO:枝廣 弘巳)は、医薬品卸売事業完全子会社の東邦薬品株式会社(本社:東京都、代表取締役社長:馬田 明)が、資本業務提携企業のワコン株式会社(本社:和歌山県、代表取締役:西田 耕平、以下「ワコン」)に開発を依頼していました温度管理荷室車両「トラクール」が完成し、配送車両への実装段階を迎えたことをお知らせいたします。


1.「トラクール」開発の背景と経緯
当社グループは「安心・安全な医薬品流通」を社会的使命とし、医薬品の安定供給とさらなる流通品質の向上を目指しております。その一環として、ワコンとともに真夏の炎天下や冬季寒冷地といった過酷な環境下でも、室温管理医薬品の欧州基準管理温度(15~25℃)における厳格な温度の管理とモニタリングが可能な荷室を備えた配送車両の開発を進めてまいりました。そしてこのたび、3回にわたる試作機種の改良を経て、実際の医薬品配送に供する実用性と信頼性を兼ね備えた軽貨物自動車配送車両の実装モデルが完成いたしました。


2.「トラクール」の主な特徴
①過酷な外気温への対応
炎天下や寒冷地において室温管理医薬品の変質を防ぐため、日本より厳しい欧州基準での管理温度(15~25℃)に対応しています。
※室温管理医薬品の管理温度基準:欧州15~25℃、本邦 1~30℃
②荷室内温度モニタリング
荷室内の温度状況をモニタリングし、配送品質の管理を行います。


3.今後の展開
「トラクール」車両は、本年8月より導入を開始いたします。今後はEV車両や、より大型の車両へのシステム搭載開発を進めてまいります。
当社グループは、今後も「全ては健康を願う人々のために」 というグループスローガンの下、官民連携や最新技術の導入を通じて、災害時や緊急時を含むあらゆる状況下においても医薬品を安定的に供給し、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。


以上